続 今日の英語

はてなダイアリーで地味に続けていた「今日の英語」の続き。日常出会った気になる英語表現を、オンライン辞書の例文などとともにメモしています。

The rabbit died!!

(子供ができたの!)
 60年代の米コメディドラマ「The Dick Van Dyke Show」より。子供を身籠った時のことを回想する主人公夫婦のロブとローラ。ロブの勤め先にやってきたローラは、妊娠したことを告げる。

  • 昔の妊娠検査のテスト(1920-30年代?)を、rabbit test と言ったそう(検査薬をつくるのに、ウサギを殺す必要があった??)で、そこから「妊娠した」という結果の時の表現として「the rabbit died」というのが残ったらしい。まあ、自分で使うことはなさそうだけど(笑)、ちょっとおもしろ表現だったので取り上げてみた。
  • ドラマでは、なかなか何の用で来たのか告げようとしないローラが「実は今日医者に行って…」と始めると、ロブが「一人で!?ハイウエイを使って!?…わかった!誰か人をひいてしまったとか!?それとも何かに車をぶつけたのかい!?」と詰め寄る。するとローラが「いいえ、誰もひいてないし、何も壊していないわ!でも…でも…ウサギが死んだの!(The rabbit died!!)」と答える、といううまいシナリオ。
  • ちなみにオーストラリア俗語では "there's/I've a bun in the oven" で同じく妊娠した、という意味になるとか。きっとお国や時代によって色々な表現があるんでしょう(^^)