続 今日の英語

はてなダイアリーで地味に続けていた「今日の英語」の続き。日常出会った気になる英語表現を、オンライン辞書の例文などとともにメモしています。

I guess it just goes to show...

(ほらね、言ったろう・・・!)
 米で人気のキャラクター「スポンジ・ボブ」の絵本より。空を飛ぶズボンがダメになってしまい、クラゲと一緒に空を泳ぐ夢は閉ざされてしまったかのように見えたスポンジ・ボブ。ところが、クラゲのみんなが、スポンジ・ボブの足元を支えて空を飛んでくれたではないか・・・!彼はとうとう夢を叶えたのだ!感極まって発したスポンジ・ボブのセリフ。

  • go to doの用法で「〜するのに役立つ(to help to prove something)」というのがある。それの流れで "go to show (that)〜" となると「(that以下だということ)が良く分かる」という表現に。この場面では無理だと思われていた「空を飛ぶこと」がとうとう実現したシーンなので「これって、空を飛べるってことを証明できたんだよね?」というニュアンスがこめられているのではなかろうか。
    • This goes to show how naive we were.
    • It just goes to show how much people judge each other by appearances.
    • There are more women in parliament now than ever before. It just goes to show that things are changing. (parliament:英国国会)
    • The painting was gone for a week before anyone noticed, which only goes to show how unobservant people are.
  • (追記08/5)最初は"It just goes to show you never can tell."(先の事はわからない)という慣用句的な表現の省略で"(It) just goes to show"=「人生そういうものさ/どうなるかわからないよ」という使い方をしているのかと思ったが(文脈上、「人生万事塞翁が馬」に近いニュアンス?)、よく考えるとやっぱり違う気がして訳を書き直した。