続 今日の英語

はてなダイアリーで地味に続けていた「今日の英語」の続き。日常出会った気になる英語表現を、オンライン辞書の例文などとともにメモしています。

You conceited self indulgent libertine, --libertine.

(うぬぼれ屋の、自分勝手な、女ったらし!)
 ミュージカル「王様と私」[The King and I]の中で英国人家庭教師アンナが、まだ打ち解ける前のシャム王国の王について歌うナンバー「Shall I tell you what I think of you?」より。ユル・ブリンナーが王様を演じている映画のビデオも持っているのだけれど、ジュリー・アンドリュースがアンナ、ベン・キングスレーが王様を演じているCDドラマ(?)が私のお気に入り。

  • 単語の整理をしたくて。私の中で、このフレーズはまとめて覚えてしまったので、conceitedとself indulgentのどっちが「うぬぼれ屋」でどっちが「自分勝手」なのかがいつもわからなくなる。ましてやindulgeだけが単語ででてきた時に、「??」となってしまうのだ。
  • indulge=「(欲望などに)ふける/(好きな事を)思いきり楽しむ」「甘やかす、好きなようにさせる」 どういう流れでか忘れちゃったんだけどindulgeって単語だけを見たことが2回ほどあって、どちらの時も「あれ?あの歌に出てきたindulgeだからいい意味じゃないはずなんだけど・・・?」といまいち不明瞭な感じだった。こう見てみると、そうネガティブなだけの語ではないような気も・・・? 英英では"let yourself do or have something that you enjoy, especially something that is considered bad for you"とある。
    • Dessert came, but I didn't indulge.
    • Indulge your love of books, browse and buy from the complete list.
    • Most of us were too busy to indulge in heavy lunchtime drinking.
    • Eva had never been one to indulge in self-pity.(self-pity:自分を甘やかす気持ち)
    • Even if you're dieting, you can indulge yourself (=eat what you want) once in a while.
    • Ray has enough money to indulge his taste for expensive wines.
    • His mother spoiled him, indulging his every whim.(whim:気まぐれ)
  • livertineと2回言っているのは、正しい発音では「リバティーン」なのに最初、興奮のあまり「リバターイン」と言ってしまって訂正しているため。libertineというのはどうやら17世紀ヨーロッパにあったモラルから外れたことをする(?)集団の名称だったみたい。