I'll try.
((まあ、とにかく)やってみるよ。)
宝島社『別冊宝島 デビッド・セイン式 10日間でわたしも話せるネイティブ英語』(ISBN:4796642382)という本の中で説明されていた「try」のニュアンス。
- たとえば、"I tried to get him come."(彼に来るよう説得した)と言ったら、もうそこには (でも、だめだった)のニュアンスが含まれているからわざわざ "but he refused."(でも断られた)という文を続けなくても意味は通じるからよい、という。triedには「やってみたが、でもだめだった」というニュアンスが含まれるという説明だった。
- ・・・言われてみると、確かに I tried〜とはじめたらあとで「でもだめだった」という内容が続くか、成功したとしても "tried and tried again, and at last,..." なんて感じかなー、と指摘されてあらためて感じる。
- というわけで、try自体にややネガティブな意味合いがあるため、"I'll try." は「まあ、とにかくやってみるよー」といった、あまり積極的でない態度の時に使うことが多いということ。(だめだと思うけど)とか(気乗りしないけど)といった気持ちがかくれている感じかなー。積極的に「やってみるよ!」は "I'll do it!" で。
- カナダの人に聞いたら「必ずしもそうではない」と言っていたので、あくまでもニュアンス的な問題と頭の片隅に置いておこう。