続 今日の英語

はてなダイアリーで地味に続けていた「今日の英語」の続き。日常出会った気になる英語表現を、オンライン辞書の例文などとともにメモしています。

I’m glad you could make it over.

(来てくれて嬉しいよ。)
 BBCドラマ「シャーロック」エピソード2 "The Blind Banker" より。8年ぶりに会った旧友セバスチャンの近況をズバズバ当てるホームズ。ホームズの観察眼を知っているセバスチャンはどうやって当てたのか聞くが、その聞き方があまりにもバカにした態度。ホームズは「秘書に聞いたんだ」と嘘をつく。それを受けたセバスチャンのセリフ。

  • ★(2015/5/27追記)以下このエントリは私の当時の誤訳に応じて書いた記事なので読み飛ばしてください。コメントを残してくださったBGさんの説明で大きく間違えて理解していたことがわかりました。BGさん、ありがとうございました。(最初、この記事は「宗旨替えしてくれて嬉しいよ。」という意味だと思って書いていました。以下、それに基づいた記事になっています。)
  • make over には他にも意味があるけど、ここでは前にメモした「大改造/大変革」という意味のmakeoverと同じような「がらりと変える」という意味合いで、「今までのやり方を変えてくれた」ということを指しているのだと思われる。(to change someone or something so that they look different or have a different use/to rebuild, redesign, or redecorate something./to remodel/alter/to change the appearance of something or someone )(※参考/A makeover for 'Mary Poppins' 04/12/19
    • Redgrave has made herself over completely for her movie role.
    • The designer made over Sally completely.
    • We made over the family room because it was looking shabby.
    • We made the whole house over so it looked more modern.
  • コメント欄にて、「この話題をおしまいにしてくれてありがとう。」という意味では、という指摘をいただいていますが、couldを使っているのを考えるとやはり「宗旨替え」ってことではないのかな、と私には思えるので、記事は訂正せずにこのままにしてあります。英語に詳しい方、説明をいただけるとありがたいです。
  • (2013/1/23追記)「来てくれて嬉しいよ」と言う時に"I'm glad you could come over"と言うように、couldに厳密に可能の意味を求めなくてもいいのかな、それなら「話を終わりにしてくれてありがとう」というのも自然に感じる。