続 今日の英語

はてなダイアリーで地味に続けていた「今日の英語」の続き。日常出会った気になる英語表現を、オンライン辞書の例文などとともにメモしています。

Why don't you go home and sack out?

(家に帰ってゆっくり寝ろよ。)
 刑事コロンボ「逆転の構図」より。犯人は明らかと皆が思う事件、しかしコロンボだけは事件の裏に何かを感じ、眠らずに調書とにらめっこ・・・。見かねた同僚(?)の刑事がかけた言葉。

  • sackは「首になる」という意味で覚えていたのだけれど(メリーポピンズ:"Didn't you get sacked?")、今回調べ直したらそれが英俗語だと辞書にあった。
    • They couldn't sack me - I'd done nothing wrong.
    • He was sacked from every other job he had.
  • "sack out"となると「(思う存分)寝る」という意味。sack自体、米俗語では名詞で「寝床」を意味して、"hit the sack"で「床について寝る」と使うことができる。
    • When I hit the sack, I read for a few minutes, then turn out the light.
    • He sacked out on the sofa.
    • You can bring your sleeping bags and sack out on the living room floor.
  • もともとsackは麻布でできた大袋等をあらわすそうなので、実際はどうか知らないけど印象としてはちょっとラフっぽい響きを感じる。例文も刑事部屋のセリフにはぴったりかも。